さて、開梱してまいりましょう。
これが届いたのが終業直前、でも、我慢できなくて開けちゃうわけですよ。
で、早速電源ボタン押しても起動しない、長押ししても起動しない…。
これは…。やらかしたか。と思ったのですが、充電につないでちょっと待っていたら起動。ほっ。
小さな黒い箱にスキャナー本体、三脚、電源、USBケーブルが。段ボールには3枚のチェッカーボードと回転台とWebサイトでもいる鳥の置物。その他、袋とかふき取り用の布とか保証書とかが入っています。これらは小分けの黒い箱に入っていて、それに赤いリボンがかけてあります。化粧品とかのイメージなんでしょうかね。
オサレだけど、リボンの結び方がだれだれなのであるが。そこ決めとこうよ。
ま、それはいいとして、先に進むのだ。
えっと、未使用を示す封印シールついてますが、油断すると糊が本体側につきます。ご注意ください。結構手こずった。
ここで、付いているシートを広げます。この手の台紙でついた段階で皺が、とかあるんですが、弾力のある布とゴム?の素材。電子血圧計で腕に巻いてぐいーんと加圧するアレみたいな感じ。三段階のターンテーブルの位置が選べて、それぞれ記録可能範囲とおそらく解像度が変わる感じです。
さて、どこからレーザー出るの?というご質問を頂戴したのですが、タブレットの側面から出ます。真ん中にライトが、両サイドにカメラが配されている状況です。
ここで3種類のターゲットをターンテーブルの真ん中に立ててキャリブレーションのタグを選んで、画面に出てきた青い枠の中にボードをなるべく正対するようにして(これが無理…後述)Start Calibrationを押すと、キャリブレーションをしてくれます(当たり前か)。結構大きな電子音です。これって小さくなるんかしらん。
キャリブレーションが終わると、終わった、と出ます。駄目だったときはもう一度やって、と出るので、ちょっと配置などを変えてしましょう。
三脚は指定の位置に立てます。幅の広いものを取る場合は機械を横に、高さのあるものを取る場合は機械を縦に、なんですが、指定通りにやると三脚の脚に本体が干渉して真っすぐは立たない…。
ので、ターゲットに正対…。どうするちゅーんじゃ。
ですが、まあ、キャリブレーションは出来るので、いいんでしょう。
後は、Scanを押すだけ。ターンテーブルが回って全周計測してくれます。
まだ確認していませんがNextengineのレーザーと受光部の基線長よりも長い気がするので、甕形土器の内面とか取る場合に蹴られる部分が大きいかもしれないなあ。
一体型でタッチパネルなので、非常にシンプルかつコンパクトなんですが、操作の際に少し力入れるとスキャナーが動いてしまうとか、放熱が結構まずいんでないのこれ、という感じなので少し冷やしてあげる方がいいのかな、とか色々あります。しかし、2.0GHZ, 6 core ARM processorで点群の取得から一連の処理までこなすって凄いなあ技術。
(その3に続く)