さて、なかなかの成果に機嫌を良くした私ですが、その後は色々ありまして、なかなか試せなかった訳であります。
が、やはりやってみよう、ということで、今度はどのくらいの土器の表面形状が測れるのか、ということが気になる訳です。
このあたりの評価法って、何かあるんだろうか、と調べていますが、難しいですね。点群数とか密度が、なんていう方もいるのですが、そうじゃないだろう、と思いますしね。
ということで、今回は縄文土器の破片を対象に、ちょこっと試験してみることとしましょう。
本当は、土師器がいいのですが、あんまりいいのが近所になくて。
いずれも、曽谷貝塚出土資料でございます。
その1.
うーん。縄文土器屋さんは、これの実測するんですよね。凄いなあ。え?拓本??そういう話もありますね。
めんどくさくないのこれ。
といいつつ、ハケメとか暗文なら喜んでやっちゃうから、結局は好き嫌いかもしれませんが、割り付け面倒な感じですね。
三次元がとれていれば、後はどう表現するか、という可視化の問題であります。
このあたりも、じっくり検討したいと思っているのですが、今はまだですね。
私は専門ではないので、どうなのか、ちょっと判断つきかねるのですが、まあ、いいんじゃないかなと思います。少なくとも、拓本じゃ表現難しいし、実測は大変です。ここではやはり縄文原体をいかに圧捺しているかってのが観察できるかが大事なんですよね(自信なし)。
もうちょっと細かなものとか、凹凸が少ないものだとどうでしょうかね。ということで、お次のもの。
細かな縄文+ミガキです。なんとなくですが、沈線以下に施されたミガキがみえますね。
どんなもんでしょうかね。